ニュース
Apple、「iCloud」めぐり商標侵害で訴えられる
Appleが発表したばかりのクラウドサービス「iCloud」に対し、iCloud Communicationsという企業が商標侵害を主張している。
advertisement
Appleがクラウドサービス「iCloud」の名称をめぐって、商標侵害訴訟を起こされた。
原告は米アリゾナ州でVoIPサービスやクラウドサービスを提供しているiCloud Communications。Appleに「iCloud」の使用をやめることと、損害賠償を求めている。同社は2005年に設立されて以来iCloudという名称を使っている。
AppleのiCloudは音楽や文書、写真をオンラインに保管できるサービス。6月6日に発表されており、今秋スタートする予定だ。
Appleが商標訴訟を起こされるのはこれが初めてではない。1970年代には、ビートルズのレコード会社Apple Corpから訴えられ、2007年にはiPhoneの商標をめぐりCiscoから提訴された(いずれも後に和解)。
その一方で、同社は自社の商標保護に積極的で、3月には「App Store」の商標をめぐってAmazonを提訴している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Apple、クラウドサービス「iCloud」を発表 文書や音楽をクラウドに
Appleのクラウドサービス「iCloud」は、アドレス帳やカレンダー、文書や写真、音楽をクラウドに保存できる。スティーブ・ジョブズ氏は「デジタルハブをクラウドに移す」としている。 - CiscoとApple、iPhone商標問題で和解