ネットマイル、社員によるSNSでの「面接実況」に謝罪 「面接は架空」と説明
ネットマイル社員がGoogle+で採用面接を実況したとして炎上していた問題で、ネットマイルが謝罪。実況は架空のものだったとしている。
ネットマイルは8月10日、同社の社員がSNSに不適切な書き込みをしたとして謝罪した。
同社社員がGoogle+で採用面接の様子を実況し、公開していたとしてネットで炎上騒ぎになっていた。現在この社員のページはGoogle+から消えている。
同社は、社内調査の結果、当該社員は採用面接にかかわる部門には所属しておらず、面接の実況は架空のものだと分かったとしている。この社員は採用面接を行ったことはなく、応募者の情報を目にする機会もなかったという。
「弊社社員の言動に、多くの方々が不愉快な思いをなさったことと存じます。また、弊社にご応募くださった皆様におかれましては、弊社の個人情報の取扱について不安を抱かれたこととお察しいたします。誠に申し訳ございません」と同社は謝罪している。
8月10日12時追記
ネットマイルは詳細な経緯を説明したプレスリリースを公開した。当該の社員は、「SNSでの私的な発言が、これほど話題になるとは考えていなかった」と弁明しているという。社内規定に基づいてこの社員の処分を決定し、またほかの社員のSNS利用状況をただちに調査するとしている。
「社員教育の不備と社員に対する監督不行き届き」が原因と考えられるとしており、再発防止策として、社会常識についての社員教育の強化や、会社の社会的責任に関する研修を実施する。
8月11日9時追記
ネット広告のサイバーウィングは、同社社員がこの実況に対して「仕事場で声出して笑いそう」とおもしろがる書き込みをしたことについて、「弊社社員が就業時間内に不適切な書き込みをソーシャルメディア上で行いましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪コメントを発表した。当該社員に対して厳正な社内処分を実施するとしている。
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