Facebookって何ができるの？ 便利な8つのポイント：今日から始めるFacebook（基礎編）（2/2 ページ）

2011年になってたびたび話題になっているFacebook。日本での利用はまだ始まったばかりです。FacebookはmixiやTwitterと何が違うのか。どんなことができるのか。全世界7億人以上が利用する巨大ソーシャルネットワークの特徴をまとめました。

[山本恵太，ITmedia]

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5. モバイルでの利用も便利

　Facebookは、専用サイトやアプリを利用することで、フィーチャーフォン（従来型の携帯電話）やスマートフォンに最適化された画面でPCと同じように利用することが可能です。モバイル端末の場合、内蔵のカメラで撮影した画像を直接アップロードできるという利点もあります。また、8月9日からは、メッセージ機能だけを単体で使えるアプリ「Messenger」がiPhoneとAndroid向けに公開されています。

• Facebook、単体で使えるグループSMSアプリ「Messenger」発表

　フィーチャーフォン用の専用サイトを利用する場合は、「http://m.facebook.com」にアクセスします。7月からは、Java対応機で利用できる「Facebook for Every Phone」というアプリも公開されています。

Facebook for iPhone

　スマートフォンでは、iPhone用の「Facebook for iPhone」やAndroid用の「Facebook for Android」を利用できます。iPad用の公式アプリはまだ公開されていません。

　アプリは非公式のものも多数公開されているので、自分に合ったデザインや機能のものを利用するのもよいと思います。

　また、GPS機能が付いている端末はチェックインサービスを利用することが可能です。こちらのサービスは次項で紹介します。

6. チェックインでお得なクーポンをGET

　モバイル端末のGPSを使って自分の位置情報を共有するチェックインサービスはfoursquareやロケタッチが有名ですが、Facebookにも独自のチェックインサービスがあります。6月にはこのチェックイン機能にクーポンサービスが追加されました。お店にチェックインするとお得なクーポンがもらえたり、友達と一緒にチェックインするともらえるグループクーポンというものもあります。

Crocosスポット

　ちなみに、「Crocosスポット」というアプリを使うと、自分が今までどこに行ったかの行動履歴を確認することができますし、近くに誰がいるかを地図を見ながら確認することもできて便利です。

7. 飲み会の出欠がとりやすい

　「ごめん、連絡見落としてた。欠席でよろしくっ！」と飲み会の当日に爽やかな笑顔で言ってくる人に悩まされる幹事さんは多いと思います。こんなときに便利なのがFacebookでの出欠確認です。飲み会の参加者がFacebookユーザーであることが前提ですが。

　Facebookのイベント機能で、日時、場所、説明を入力して、招待する人を選ぶと、選んだ相手に通知が送られます。招待された参加者は「出席・欠席・未定」から選んで返事を出すことができます。出欠状況は一覧で簡単に確認でき、未定の人と返事を出していない人に一括でメッセージを出せるので、返事の催促も楽です。

Crocosスケジューラの使用例

　イベントの開催日を決めるときは「Crocosスケジューラ」というFacebookアプリが便利です。参加予定のユーザーを招待して、予定が空いているかどうかを「○」「△」「×」の3つから選んでもらいます。参加者の予定を一覧できるので、1人1人のスケジュールを確認する必要がなくなりますし、Facebook外のスケジュール調整サービスを使って、参加者から「URLもう一度教えて」と言われることもなくなります。

8. 実名制だからこその楽しさ

　Facebookを使っていると、「この人とこの人が友達だったんだ！」という世界の狭さにびっくりすることがしばしばあります。あるユーザーが自分と知り合いかそうでないか。知り合いだとしたら、共通の知り合いがどれだけいて、学校やビジネスでどんな接点があるのか。それがすぐに分かるのは、やはり実名制ならではです。

　また、時間や場所の制限を受けないネットサービスゆえに、現実世界ではあり得ないことが起こります。連絡がつかなくなっていた昔の友達と再会できたり、知り合いになった人のプロフィールを後で見てみたら、実は同じ会社や学校の出身だったことが分かったり。こういった現実世界だけでは難しかった“新たな発見”も、Facebookの魅力と言えます。

　Facebookのユーザー数は全世界で約7億人以上。日本人のユーザー数も増えています。単に7億人の「誰か」がいるのではなく、7億人の中にいる「知っている人」と交流できる点が、今までのネットサービスにはなかった楽しさです。