ユニコーンとAR三兄弟がコラボ! 新アルバム「ZII」で遊べるARゲームを試してみた
AR三兄弟が手掛けた、ロックバンド「ユニコーン」の新アルバム「ZII」で遊べるARゲームに記者もチャレンジ。音楽に合わせてゲームに登場するユニコーンをたたいたり、まねしたり……とにかくブガッブヒッ!
奥田民生さんらが所属するロックバンド「ユニコーン」の新作アルバム「ZII」(8月31日発売)で遊べる、AR(拡張現実)のゲームが面白いです。AR三兄弟とのコラボ企画で、CD購入者限定特典。特設サイトにアクセスし、CDをWebカメラにかざすと、アルバムの曲にまつわる全5種類のゲームが楽しめます。
Webカメラをセットしたら、サイトに浮かび上がる「ZII」の型に合わせてCDをかざします。認識が完了するとゲームが始まります。最初に遊べるのは「手島いさむ大百科」。ユニコーンの手島いさむさんが、カメラで認識したユーザー情報に合わせて30秒程度の小話をしてくれるもの。
記者が緑色のノートをかざしてみると、「緑はやっぱりね、目を落ち着かせてくれますね。いい色!」など、手島さんの緑色にまつわる雑学(?)を話してくれました。何もせずにいると手島さんが勝手に「今日は木曜日ですね」と今日の曜日を話題に出して間を埋めてくれます。このことについて8月31日に開催されたAR三兄弟の長男・川田十夢さんによるアートイベントで話を聞く機会を得たのですが、単純に時間や曜日などの情報がプログラムされているためだそう。
「ARレディオ体操」は右下に表示される、パペットの動きに合わせてカメラの前で手を動かすゲーム。「閉じて開け、閉じて開け」と歌うユニコーンの曲に合わせて、手をグーパーさせるとだんだんわけもなく楽しくなってくること請け合いです。
メダカに変身したユニコーンが登場する「メダカの格好」は、指先をつまんでエサをあげるふりをし、めだかが集まってきたところを手のひらでたたくゲーム。たたくとユニコーンのメンバーが「アーッ!」と痛そうな声をあげます。
このほかにも「ぶたぶた変換」という、何をしゃべっても「ブガッブヒッ」と超リアルなブタ声に変換してくれるゲームや、入力した自分の名前とカメラで撮った写真から、「晴天なり」のミュージックビデオに“特別出演”できる「晴天なりPVメイカー」などを収録しています。
ZIIのARゲームは、今年4月から始まったユニコーンとAR三兄弟のコラボ企画「AR三兄弟にアレ(AR)を頼みたいぜ!」の第6弾。これまでに、ユニコーンが登場する雑誌の表紙につけたARマーカーや、5月25日に発売されたアルバム「Z」から楽しめるARゲームなど積極的に展開しています。
川田さんによると、音楽アルバムを内側からAR拡張したのは国内初。これまでアーティストが作り出す音楽の中の世界はミュージックビデオでしか楽しめなかったなかで、「音楽に内在する物語のなかでいかに呼吸ができるか、歌の中にメンバーとともに入り込むことができるかを考えて作りました」と語ってくれました。
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