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栗城史多さん、エベレスト登頂を断念 「荷物がカラスに荒らされ」とTwitterでも報告

エベレスト登頂に挑戦していた栗城史多さんが7800メートル地点で登頂を断念した。あらかじめ雪に埋めていた荷物がカラスに荒らされ、水分補給に必要なガスなどがなくなったため。「もう涙は出すぎて出ません」とツイートしている。

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栗城さんのTwitter

 エベレストの単独・無酸素登頂に挑戦していた登山家の栗城史多さんが10月12日、登頂を断念した。自身のブログTwitterで報告している。栗城さんは13日にエベレスト山頂からUstream配信する予定だった。

 登頂を断念したのは7800メートル地点。高地順応のため同地点まで3日に上った際、雪に埋めておいた食料・テント・ガスが、カラスに荒らされ、テントポールとガスが無くなっていたという。ガスが無いと雪を溶かして水分補給できず危険なため下山を決めたと、説明している。

 「荷物が荒らされていたなんて信じられません」とツイートしている栗城さん。「これだけの標高差を上がっていき、好天気が今日明日まで続くということだったんですが、ショックです。今C2に向けて下山中です。もう涙は出すぎて出ません」と現在の状況を明かしている。

 13日昼〜午後2時ごろに登頂予定だった栗城さんは、その様子をUstreamでライブ配信する計画で、パブリックビューイング会場も用意していた。

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