車イスに取り付けると時速20キロで走行可能に 次世代モビリティー「WHILL」:東京モータショーに出展
今年の東京モータショーに出展される「WHILL」は、車イスに取り付けると時速20キロでの走行を可能にする次世代モビリティー。近未来的でかっこいいデザインです。
車イスで最大時速20キロでの走行を可能にするという、次世代モビリティー「WHILL」のプロジェクトが進んでいます。近未来的でかっこいいデザイン。今年の東京モータショーに出展するほか、パトロンサービス「CAMPFIRE」では支援者を募っています。
WHILLはヘッドフォンのような形をしており、車イスの前側から両輪を覆うように装着します。するとWHILLのモーターと車イスのタイヤの中心が結合。WHILLのフレームに体重をかけると、かけた方向に車イスを進めることができます。
「100メートル先のコンビニは諦めてしまう」――そんな車イスユーザーの声から開発が始まったというWHILL。車イスに取り付けると、5キロ圏内を最大時速20キロで走行可能にします。簡単に着脱でき、室内での取り外しも楽に行えるそうです。
WHILLが目指すのは「車いすに乗る姿がかっこ良く見え、あこがれの的になるような社会」。開発は、エンジニアやデザイナーなど10数人で構成されたチームが進めており、メンバーの1人は紹介ビデオで「車イスで風を切ってもらいたい」とコメントしています。
CAMPFIREで支援者を募集中。500円支援するとWHILLチームからのお礼メールが届き、7000円支援すると東京モータショーのチケットがもらえるといった、支援額別のメニューを用意しています。支援金の目標は50万円で、10月18日現在24万8000円集まっています。
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