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コンドームを使った場所を“チェックイン”で共有するWebサービスその発想は……

コンドームを使った場所を共有できるWhereDidYouWearItは、ソーシャルメディアに慣れ親しんだ若者にセーフセックスを推進するための取り組みです。

 自分の位置情報を共有するfoursquareのような感じで、どこでコンドームをつけたのかを「チェックイン」して共有できるサイトwww.WhereDidYouWearIt.comがこのほどオープンしました。

 ちょっとびっくりするサービスですが、これはセーフセックスを推進する団体Planned Parenthood of the Great Northwest(PPGNW)による、コンドームの使用を推奨する取り組みの一環。同団体は2月半ばにワシントン州西部で5万5000個のQRコード付きコンドームを若者に配布しており、QRコードをスマートフォンで読み取ることでチェックインできます。

 チェックインは匿名でできるようになっていて、チェックイン情報はWhereDidYouWearItのマップ上に表示され、性別やおおよその年齢などで検索可能。「20歳未満の恋愛関係にある男女」「楽しむためだけの関係にある20歳前後の男女」など、チェックインした人の簡単な情報も表示されます。Webサイトからもチェックインできるので、オープンから1週間で米国各地とほかの大陸からもチェックインがあったとのこと。

地図上にチェックイン情報が表示され、クリックするとユーザーの情報が表示される

 PPGNWは、コンドームは望まない妊娠や性感染症を防ぐのに有効としており、WhereDidYouWearItはソーシャルメディアに親しんでいる若い世代を対象としたキャンペーンで、コンドームを使うことが一般的であることを示して、使用を普及させることが狙いだとしています。

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