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カップヌードルやチキンラーメンも作れる カップヌードルミュージアムに行ってきた見てよし食べてよし! とことんリポート(4/4 ページ)

自分だけのカップヌードル作りにチキンラーメン手作り体験、インスタントラーメンの歴史が分かる展示、チキンラーメンが生まれた研究小屋の再現――見どころ満載の体験型施設「カップヌードルミュージアム」を堪能してきた。

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チキンラーメン作りも体験

 同じフロアーにはチキンラーメンファクトリーがある。体験するにはインターネットまたは専用ダイヤルによる事前予約が必要になるので要注意。2人以上で参加する。体験時間は約90分で、チキンラーメンを手作りできる。小麦粉をこねて、製麺機を使って伸ばし、蒸したら味付けをして「瞬間油熱乾燥法」で乾燥させるところまで体験可能だ(蒸す工程と麺揚げはスタッフにしてもらう)。普段はなかなかできない、貴重で楽しい時間となった。

 参加者全員に、おみやげとして、市販されているチキンラーメン1袋と調理時に着用したひよこちゃんバンダナがもらえるのも嬉しい。また、揚げたての麺の切れ端をその場で試食することもできる。香ばしい香りのするできたてのチキンラーメン、ほかではなかなか味わえないだろう。

チキンラーメンの作り方

1.小麦粉から麺を作る


画像 小麦粉をボールに入れ、真ん中にくぼみを作る
画像 小麦粉のくぼみに練り水を入れる



画像 手早く混ぜ合わせる
画像 色が黄色く変わってきたら、手でひとかたまりにする


2.生地を押さえる

画像
めん棒で上から体重をかけながら生地を押さえていく。途中で3回ほど生地を折り返す

3.製麺機で生地を整える


画像 製麺器に生地をいれ、厚さを整える。これを10回繰り返す
画像 厚みが均等になり、生地になめらかさが出てくる



画像 生地を色々な方向から製麺器に入れ、形を整えていく
画像 こんなに表面がキレイに


4.熟成


画像 袋に入れてしばらく熟成させる
画像 熟成させている間に、パッケージに日付と名前を書く


5.ローラーで伸ばして……


画像 熟成させた生地を、4段階に分けてうすくしていく。ローラーから生地がずれないように注意!
画像 最終的に2メートルくらいの長さになる


6.麺を切って蒸す


画像 麺を切り出す。ハンドルをまわす人と、麺を切る人に分かれて、協力しながら作業する
画像 麺を1人前(100グラム)ずつに分け、ざるに入れる



画像 スタッフが手もみして麺にウェーブを付けたのち、蒸し器で蒸す
画像 パッケージを自分でデザインする。今回は全力で頑張ってみた


7.味付け


画像 蒸し上がった麺にごま油をかけ、麺をほぐす
画像 味付けスープをかけ、10秒間、全体になじませる
画像 両手でふんわりと型にのせる


8.麺を揚げる


画像 油で揚げて乾燥させる
画像 「瞬間油熱乾燥法」を実際に見学できる。揚げるときに使用する型にはWたまごポケットのためのくぼみもちゃんとついている



画像 揚げる作業はスタッフが行う。早く完成しないかな……
画像 目の前で、自分が作った揚げたての麺を見せてもらえる


9.パッケージに詰めて完成


画像 揚げたあとに冷却した麺をパッケージに入れ、シールをしたら完成!
画像 できあがりは、こんな感じ



画像 揚げたて麺のかけらをこの場で試食できる
画像 体験時につけていたひよこちゃんバンダナはお土産としてもらえる。かわいい


 この日の取材時間はおよそ4時間だったが、もっと時間が欲しいと感じるくらい、館内は充実している。家族連れ、友人知人、カップル、どんな層でも楽しめるだろう。個人的には、インスタントラーメンの歴史が自分の生きてきた人生とリンクし、ふっと昔のことを思い返すことができたのが新鮮で面白かった。見てよし、食べてよし、遊んでよし、作ってよし。五感をフルに使って、インスタントラーメンの世界を思い切り楽しんでみてはいかがだろうか。

カップヌードルミュージアム

営業時間等、詳細はWebサイト


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ラーメン | 小麦 | 日清食品 | 歴史 | 料理 | 体験型 | 手作り | 横浜


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