ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

「探検ドリランド」のRMT件数・落札額が激減 RMT対策に大きな効果日々是遊戯

対策以前と以後で、出品件数はマイナス56%、落札金額はマイナス76%へと大幅に減少したとのこと。

PC用表示 関連情報
advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 ソーシャルゲーム「探検ドリランド」のアイテム・カードのオークションサイトにおける取引が、3月23日以降大幅に減少していることが分かった。「探検ドリランド」を運営するグリーの発表により明らかとなった。

 これまで問題視されていたRMT(リアルマネートレード)への対策の一環として、「探検ドリランド」では3月23日以降、トレード機能を利用する際に携帯電話の電話番号を使った「IVR認証」を導入。また3月31日には、RMTへの関与が疑われるユーザーのアカウントを停止する措置を行っていた。

 これらの施策の結果、4月16日時点と3月23日時点の取引データを比較すると、出品件数でマイナス56%、落札金額でマイナス76%という大幅な減少が見られたとのこと。グラフからは正確な数字までは読み取れないものの、出品件数では平均して3000件/日以上あったのが、対策後は1400件/日ほどに。落札金額では約300万円/日ほどだったのが100万円/日以下にまで減少していることがわかる。

画像 「探検ドリランド」のアイテム、カード等に関する出品件数の推移

画像 「探検ドリランド」のアイテム、カード等に関する落札金額の推移

 併せて、4月20日にはジャーナリストの新清士氏や、精神科医の香山リカ氏ら有識者を招いた第1回目の「利用環境の向上に関するアドバイザリーボード」を開催したことを報告。今後もグリーでは、ユーザーに対するサービスの内容・品質の向上や、ユーザーによる適正利用の促進を図るため取り組んでいくとしている。

 「探検ドリランド」では2月にトレード機能を使ったレアカードの増殖バグが発覚(現在は修正対応済み)。これに関連し、レアカードをオークションなどに出品し現金を得る「RMT」行為が問題視されていた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る