ニュース
手も触れないのにコマが動く 魔法のような遠隔対戦チェスセット
「Wireless Arduino Powered Chess」システムは、科学なのに魔法のよう。遠くの相手と物理的なチェスセットで対戦できる。
advertisement
離れたところにいる相手と、本物のチェスセットを使ってチェスができたら――米国の大学生が、それを可能にするロボットチェスセットを開発した。
この「Wireless Arduino Powered Chess」システムは、2人のプレイヤーがそれぞれ1つずつチェスセットを使う。白のプレイヤーが一手指すと、黒のプレイヤーの盤の白のコマが手も触れていないのに指し手の通りに動く。YouTubeにデモ動画が投稿されているが、魔法のようにも見える。
詳しい仕組みの説明はないが、盤上のコマの動きを感知してコンピュータに伝送し、コンピュータがもう一方のチェス盤にコマの動きを伝える仕組み。チェス盤の中には上下左右に動くバーが組み込まれる。バーには電磁石のようなものが付いており、これでコマを動かしているようだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ミッキーはキング、ミニーはクイーン ディズニーキャラの金のチェス
ディズニーキャラがチェスのコマになった。24金製のキングミッキーは250万円だ。 - 激ムズ! 傾いてネットが動く卓球台
傾いたり、ネットが動いたりする卓球台「Swing Pong」。卓球が次のレベルに進化する? - 離れた相手と本物のトランプで七並べもできる Microsoftが先端技術をデモ
Microsoftの先端技術「Illumishare」を使うと、遠くにいる相手と、バーチャルなデータではなくカードや紙、おもちゃなど物理的なものを使ったやり取りができる。 - ホッケーゲームで協調性は養えるか!? タッチパネルで遊ぶ「Line Ho!ckey」が難しい
Line Ho!ckeyは、大きなタッチパネルのテーブルを使い2人1組で遊ぶホッケーゲーム。仲間同士の息をぴったり合わせないとホッケーを打ち返すどころか、ラケット代わりの線すらも表示されない難しい作りだ。