ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

このクオリティは……日中合作アニメ「トレインヒーロー」がいろいろアレだと話題に

このCGは……この展開は……ヤバイ。

advertisement

 小さなお友だちには楽しく、大きなお友だちにとっては別の意味で面白いアニメ「トレインヒーロー」がネットで話題です。

photo
一見、「カーズ」を彷彿とさせるメカキャラCGアニメなのだが

 テレビ東京系列で4月2日に放送が始まった同作品は、中国にあるアニメ制作会社のカーロンアニメーションが制作を担当する“日中合作”のフルCGアニメ。人工知能を搭載し、電車からロボットに変形できる「トレインヒーロー」が活躍する物語で、子供は楽しく見られるアニメじゃないかなと思うわけですが……大きなお友だちの方々からは「ヤバイ」「ツッコミどころ満載」などの声が続出し、盛り上がっています。

 まず一目見て感じるのは、CGが……なんか古いだろ! 人間のキャラクターは「不気味の谷」を全力で抜け切れていない感じがグッドです。メカや背景のCGも“古きよき20世紀末”を感じさせるクオリティで、実写かどうか判別できないほどに進化した昨今のCGに対するカウンター的表現としてズドンと心をワシヅカミにされます。一方で、トレインヒーローたちのメカアクションなどは男の子のメカ好き心をくすぐる感じになっていて、子供は喜ぶんじゃないかなと思いますけどね。

 番組の流れもどうしてなかなか話題性に富んでいます。トレインヒーローの不注意で人間があっさり危険な目にあったり、シャボン玉で人をつつんで救助したり……そうそう、「レールガン」も出てきます。電車のレールっぽいのを2つガッチャンコして、レールガンの完成です。そして、番組後半にはいきなり中国の高速鉄道を“実写”で説明。さすが日中合作アニメ! エンディングは「提供」の後に差し込まれ、しかもまさかのカラオケバージョンと、予想外の展開にスッカリ魅せられてしまいました。

 毎週火曜日午後5時30分から放送中(詳しく番組情報は公式サイトで)。子供も大人もいろんな視点で楽しめるアニメとしてチェックしてみてはいかがでしょうか。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る