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店舗の味を再現 ANA機内食に「博多一風堂」のラーメン登場

欧州路線でトンコツ、アメリカ路線で醤油になった意外な理由(わけ)。

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 6月1日より、全日本空輸(ANA)の国際線ファーストクラス・ビジネスクラスのメニューに、「博多一風堂」のラーメンが登場する。

 アメリカ路線には醤油ラーメン「ふるさと」が、ヨーロッパ路線にはとんこつラーメン「そらとん」が提供される。

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 力の源カンパニーが運営する「博多一風堂」が企画・監修するラーメンで、開発には実に1年半の歳月を要した。それというのも、機内で調理するには水を熱しても80度でなければいけなかったり、限られたスペースで短時間でなければいけないなど機材上の制限があったほか、各国の食品管理法が異なるため調整が必要だった。一風堂といえばとんこつのイメージだが、アメリカでは畜肉エキスを使用できないため醤油ベースになったのもそのためだ。

画像画像 左がアメリカ路線で提供される醤油ラーメン「ふるさと」、右がヨーロッパ路線で提供されるとんこつラーメン「そらとん」。実際に試食したが、やはりとんこつが好み。けっこう量も多く、軽食とはいえこれだけでも十分満足するのではないだろうか

 元々ノンブランドのラーメンは提供されていたが、今回品質の向上を目指してコラボすることになった。アジア路線やエコノミーでの提供については未定とのこと。

画像 5月20日には発表会が催され、開発を担当した「博多一風堂」の力の源カンパニー代表取締役CEO 河原成美氏が見守る中、ANA上席執行役員 CS&プロダクト・サービス室長の渡辺俊隆氏がラーメンを試食するパフォーマンスも

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