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2011年と2012年に発見された冥王星の衛星の名前が「Kerberos(ケルベロス)」「Styx(ステュクス)」に決定しました。
衛星はこれまで「P4」「P5」と呼ばれており、アメリカの非営利組織SETI研究所がそれに変わる呼称をネットで募集・投票受け付けしていました。投票結果を参考に、国際天文学連合がP4をKerberos、P5をStyxと決定。どちらもギリシャ神話に関連する言葉で、Kerberosは地獄の番犬、Styxは冥界の川の女神です。
冥王星(Pluto)がローマ神話に登場する冥界の王プルートーから命名されていることから、これまで発見された冥王星の衛星名も「Charon(カロン:冥界の川の渡し守)」「Nix(ニュクス:夜の女神)」などローマ神話やギリシア神話に由来する名前が付いています。
投票ではKerberosは2位で、Styxは3位。1位は「スター・トレック」に登場する惑星の名前で、ローマ神話の火山の神でもある「Vulcan」でしたが、すでに天文関連で使われている名前であること、プルートーとの関連が薄いことから採用はされませんでした。
発表のもよう
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