内田裕也、浜崎あゆみ…著名人のTwitterでの「投票先公表」に反響
投票先を公表した著名人のツイートに、支持する声や、「誰に投票したか言わない方がいい」との意見が寄せられた。
第23回参院選が21日投票され、即日開票された。そんな中ミュージシャン・俳優の内田裕也が、Twitterで投票した候補者を公表し反響を呼んでいる。
21日、内田は「俺が一票を投じたアントニオ猪木、山本太郎 二人揃って当選!これからしっかりと公約の実行を!6年間は長いぜ!ROCK'N ROLL! 内田裕也」と投稿。日本維新の会の比例代表候補・アントニオ猪木氏、東京都選挙区で無所属として立候補した山本太郎氏の二人に投票したことを明かすこの呟きは、22日現在約480リツイートされ、拡散されている。
フォロワーからは「ロックな投票だぜまったくww」「ROCK'N ROLL!」「裕也兄さんかっこええです!」といった内田の姿勢を支持する声や、「こういう馬鹿がいるから政治がクソ芸能人の思いつきから抜け出せない」「本当にどうしようもない方ですね、あなたは…」といった批判の声、また「すみません!失礼します!誰に投票したとかは、言わない方がいいと思います!」などと、公表すること自体に疑問をもつ声など、様々な意見があがっている。内田は投票前の18日にもアントニオ氏、山本氏に投票することを宣言しており、一貫して二氏の支持を公言していた。
その他にも数人の著名人がTwitterで投票先を公表している。19日には歌手の浜崎あゆみが「ようすけに日本のエンターテイメントの未来への希望を託しに、期日前投票行ってきたぁ^_^!!! さて、地方ラスト2公演となる大阪へ」と投稿。自民党の比例代表候補・伊藤ようすけ氏に投票したことを明かしている。
また21日には、楽天株式会社の社長・三木谷浩史氏も「私も参議院選挙の期日前投票で、東京都は【すずきかん】に投票しました。」と東京都選挙区の候補・鈴木寛氏に投票したことを公開。
インターネットを使った選挙運動が解禁されたばかりということもあり、著名人が支持候補者を明らかにすることには賛否両論あるようだ。NHKは同局の「Eダンスアカデミー」に出演しているダンス&ボーカルユニット・EXILEのメンバーが、伊藤氏のホームページなどに登場しているとして、同番組の12、19日放送を取りやめている。その理由は「政治的公平性に疑念を持たれないよう配慮」したためという。
アメリカでは、著名人によるネット上での選挙応援について比較的寛容だ。最近では「アベンジャーズ」の監督として知られるジョス・ウェドン氏が大統領選の投票前に、バラク・オバマ氏の対立候補である、共和党のミット・ロムニー氏への批判動画をYouTube上にアップロードするなど、著名人が公然と支持者を明らかにすることも多い。日本での著名人の選挙応援、ネットでの活動は米国にならうのか、あるいは独自の道を歩むのか、今後の展開が注目される。
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記事提供元:livedoorニュース
livedoor CC-BY-ND
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