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今年の新入社員は「ヤジロベエ型」 空気を読んで周りとのバランス重視

エン・ジャパンが2014年の新入社員の傾向を発表。人間関係や公私のバランスを重視するも、エネルギッシュさに欠ける「ヤジロベエ型」となっています。

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 2014年の新入社員は、野心や競争心といったエネルギッシュさに欠けるものの、周囲との関係を重視する「ヤジロベエ型」――毎年の新入社員の傾向を分析している人材サービス「エン・ジャパン」が今年の結果を公開しました。


人間関係や公私のバランスを重視する「ヤジロベエ型」

 分析は知能+性格・価値観テスト「3E-IP」を使って行い テストを受けたのは396人。2013年の新入社員「甘えん坊型」と比べて、「行動性」「競争性」「野心性」といったエネルギー量をはかる項目のすべてが低く、自身で行動を起こす能力に乏しいそうです。「甘えん坊型」は「コツコツと持続的に業務を行うが、できない時の言い訳や、やれない理由を考えがち」で、エネルギー量が低いとされているのですが、今年はそれよりも低いとのこと。

 協調性や対人調和力といった「コミュニケーション」に関する項目は、前年よりも上昇傾向で、「周囲の空気を読み、場を壊すことのないように、円滑なコミュニケーションをとることが得意」という結果が出ています。しかし「意思伝達力」は低下しており、自分の意思を伝えるのが苦手のようです。出世よりもプライベートを優先する安定志向も高まっているという結果になりました。

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