日本のゲーム音楽の魅力に迫るドキュメンタリーをレッドブルがWeb公開 出演は田中宏和や植松伸夫など
8ビッド時代から現在まで、世界に印象的なメロディーを残してきた日本のゲーム音楽は誰がどのように作ってきたのか。
日本のゲーム音楽の歴史を探るドキュメンタリーシリーズ「Diggin' In The Carts」をレッドブルが制作しました。毎回異なる日本のゲーム作曲家に話を聞いた全6話・各15分の映像を、9月4日より毎週木曜に公式サイトで1話ずつ公開しています。
コンセプトは、グローバル・ポップカルチャーの世界に印象的なメロディーを残してきたテレビゲームの音楽は、誰がどんな風に作ったのか、8ビット時代から現在までその歴史と魅力を探訪するというものです。
主な出演者は、第1話はゲームボーイ版「テトリス」や「メトロイド」を手がけた田中宏和さん、第2話は8ビットサウンドを代表する作品「ギミック!」を作曲した影山雅司さん、第3話は「ストリートファイターII」を担当した下村陽子さん、第4話は90年代初期の東京のクラブミュージックカルチャーに影響を受けながら「ベア・ナックル 怒りの鉄拳」を手がけた古代祐三さん、第5話は「ファイナルファンタジー」シリーズの音楽を担当した植松伸夫さん、第6話は「がんばれゴエモン」「悪魔城ドラキュラ」シリーズなどの山根ミチルさんなど。
またドキュメンタリーには日本の作曲家だけでなく、Flying Lotusさん、Dizzee Rascalさん、Just Blazeさん、Jokerさんといった現代の音楽シーンを代表する海外のアーティストたちも多数出演。日本のテレビゲーム音楽が自分たちの音楽制作にいかに大きな影響を与えてきたか語ります。どの回に出るかなど詳細は特設ページにて。
さらに番組の世界観をリアルに体験できるライブイベント「Red Bull Music Academy presents 1UP: Cart Diggers Live」も、11月13日に東京都渋谷区のライブハウス「WOMB」で開催。「メトロイド」や「マザー」シリーズの作曲家・Chip Tanakaとして田中宏和さんもライブ出演したり、Rustieさんが古代祐三さん「ベア・ナックル」の音楽を中心にライブ・セットを組んだり、DUB-Russellさんが初音ミクと共演したりと、ゲーム音楽に関するパフォーマンスが目白押しです。
開演時間は午後7時からで、チケット代は1000円。出演アーティストの詳細はWebサイトを参照。
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