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産経デジタルは10月1日より、「産経ニュース」を開始する。それに伴い、2007年10月から日本マイクロソフトと共同で運営してきた「msn産経ニュース」はサービスを終了する。また、雑誌メディアと提携した総合オピニオンサイト「iRONNA(いろんな)」も10月1日に開設する。
「産経ニュース」は、産経新聞グループの新たな旗艦ニュースサイトという位置づけで、スマートフォン向けに特化する。スマホ向けブラウザ版「産経ニュース」では、「産経ニュース」アプリとともに、「産経新聞iPhone版」「産経新聞Android版」とも連携する。また、「産経プレミアム」を拡充し、「産経WEST」「産経フォト」など独自コンテンツの充実を目指すことになる。
「iRONNA」は、出版物やネット上に発信される課題や問題の意見や解説を総合的にまとめることを目的に、雑誌の著名編集者らが参加。日々のテーマを決める「当番編集長」が交代で務めて運営される。登録ユーザーが書き込めるコメント欄や選択式の感想ボタンを設け、自由に議論や会話する場にしたいとの考えだ。サイト内ではユーザーによる投稿も常時募集する。
提携する出版社はウェッジ(月刊Wedge)、PHP研究所(Voice、歴史街道、THE21)、WAC(月刊WiLL、歴史通)、小学館(NEWSポストセブン=SAPIO、週刊ポストなどの記事)、新潮社(週刊新潮/開始時期調整中)の5社。これに産経新聞社(月刊正論、産経新聞)、産経新聞出版が加わる。開設時は全コンテンツ無料閲覧可能だが、時期を見て一部コンテンツは有料となる見込み。
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