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Evernoteと日本経済新聞社が資本・業務提携することで合意したと発表した。
Evernoteは日経から2000万ドルの出資を受ける。提携第1弾として、2015年初頭からEvernoteと日経電子版でキーワードや文脈にマッチしたコンテンツを自動配信する「コンテキスト」機能を提供する。ユーザーがEvernoteで作成する「ノート」を分析して、内容に応じて関連する日経電子版のコンテンツをEvernote上に自動配信する。
自動配信されたコンテンツは簡単にEvernote内に保存したり、ノート作成時に引用できる。ユーザーが日経電子版を読む際に、過去にEvernote内に作成・保存したノートや、グループで共有したノートから、閲覧中の記事に関連するものを自動的に電子版上に表示する機能も順次提供する。これらの機能はEvernote、日経ともに有料会員向けとなる。
Evernoteに関連記事を配信するサービスは米国のダウ・ジョーンズTechCrunchなどが提供しており、米国以外では日経が第1号。またニュースサイトで閲覧しているニュースに関連するEvernoteのノートを表示するサービスは日経電子版が世界で初めてになるという。
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第1弾タイトルは今冬リリース予定。