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山梨県警、神奈川県警、長野県警、静岡県警、鹿児島県警などの都道府県警察が11月19日、不正アクセスや不正送金などの犯罪に関与している全国各地のプロキシサーバ運営者を一斉に取り締まりました。このうち、海賊版OSを使いサーバを運用していた事業者が著作権法違反の容疑で逮捕されました。一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)のWebサイトには、逮捕案件の概要が掲載されています。
サイトに掲示された山梨県と鹿児島県の事件では、いずれも被疑者は中国籍の男性で、海賊版の「Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition 32bit SP2」を利用していました。
複数の報道によると、今回の一斉摘発では著作権法違反のほか、不正アクセス禁止法違反の疑いなどでも逮捕者が出ています。
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