2014年で一番多くつけられた名前は男が「蓮」、女が「陽菜」「凛」 毎年恒例「生まれ年別の名前調査」結果発表
明治安田生命が1989年から行っている恒例調査。男の子の名前では「馬」も人気。
明治安田生命が1989年から行っている「生まれ年別の名前調査」2014年度の結果を発表しました。同社の生命保険加入者を対象にしたもので、2014年生まれの子どもの名前は、男の子は「蓮」、女の子は「陽菜」と「凛」が一番多かったそうです。
今年の調査数は男の子が3481人、女の子が3273人。34人いた「蓮」は男の子最多となり、同調査では2年ぶり4回目の1位となりました。「陽菜」「凛」はどちらも26人、「陽菜」は3年ぶり7回目の1位と根強い人気をみせ、「凛」は今年で初のトップを獲得。つくりが異なる「凜」も13人で10位にランクインしているところから、「冫」を使った「りん」の漢字の人気がうかがえます。
また男の子編では第6位が「駿」(昨年第55位)、第11位が「悠馬」(昨年第69位)、第19位が「翔馬」(昨年ランク外)など、「馬へん」や「馬」のつく名前がベスト100に12個もランクイン。調査側はこの傾向は今年が“午(うま)年”だったからだと推測しています。
さらに女の子編では「凛」「葵」といった漢字一文字の名前がベスト100に24個入り、1989年以来の調査で最多に。中でも、「桜」が昨年の第71位から第9位に、「杏」が第27位から第10位に、「花」が第33位から第18位に上昇するなど、花や果実、草木の漢字一文字が人気でした。調査側によると「『周囲から愛され、美しく実りある人生を送ってほしい』という親の願いが込められているのかもしれません」とのこと。
このほか同調査では、読み方だけだと男の子は「ハルト」が6年連続、女の子は「メイ」が4年ぶりのトップになるなど、さまざまな結果を発表しています。
(黒木貴啓)
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