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共通乗車カード「パスネット」(磁気式プリペイドカード)が2015年3月31日の終電をもってすべての機器での使用を終了する。
2000年10月に発売を開始した「パスネット」は、2007年3月にサービスを開始したICカード乗車券「PASMO」の普及に伴い、2008年1月に販売を終了。同年3月の自動改札機における使用終了に合わせ、残額を全額無手数料による払い戻し、または「PASMO」への移し替え(一部の事業者で実施)を実施していた。
「パスネット」は事業者によって名称が異なり、東京メトロでは「メトロカード」や「NSメトロカード」、東武鉄道は「とーぶカード」と呼ばれていた。来年3月31日に終了する事業者は小田急電鉄、京王電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、埼玉高速鉄道、相模鉄道、新京成電鉄、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、西武鉄道、多摩都市モノレール、東急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、東京都交通局(都営地下鉄)、東京臨海高速鉄道(りんかい線)、東武鉄道、東葉高速鉄道、箱根登山鉄道、北総鉄道、舞浜リゾートライン(ディズニーリゾートライン)、ゆりかもめ、横浜高速鉄道(みなとみらい線)、横浜市交通局(横浜市営地下鉄)。
自動券売機でのきっぷ購入や自動精算機でののりこし精算などでの使用はできたが、「PASMO」への移行も順調に推移しており、終了へと踏み切ることになった。
残額の払い戻しは、2018年1月31日をもって終了する。
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