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朝日新聞が1月6日に掲載したコラムに対し、「うしおととら」などで知られる漫画家の藤田和日郎先生がTwitterで反論し、話題になっています。
当該のコラム「(弱さの強さ 成熟社会を生きる:2)妖怪と友だちと同調圧力 異質なもの、受け入れる心」は、朝日新聞デジタルから閲覧可能(非会員は一部のみ)。大ブレイク中の妖怪ウォッチをフックに、妖怪に対する東洋と西洋の価値観の違い、現代の息苦しさから脱却するヒントについて語られているものです。
問題となったのは、文芸評論家の東雅夫さんが「うしおととら」に登場する妖怪について言及している部分。
「妖怪ウォッチ」や「ゲゲゲの鬼太郎」が“人と共存する妖怪”を描いているのに対し、「うしおととら」の妖怪は人間と容赦なく戦う、むしろ西洋の怪物に近い存在。東さんはこれを、“経済成長や科学万能主義に対する作者の批判”だと分析したのですが、これを読んだ藤田先生は「思ってねーよ」とバッサリ。違うのかよ! 一瞬納得しかけたよ!
その後、ファンからの反応に「ちょっとオモシロイから、言ってみただけ(笑)」と余裕を見せる藤田先生。さらにその後、コメントをした東さんからTwitterで直接謝罪が届き、藤田先生も「全文ではなく部分抜粋を取り上げられて不本意でしょうに、わざわざのお言葉ありがとうございます」と返答。最終的には「いつの日か楽しく妖怪のお話をしましょうね」と和解し、なんとなくイイ感じに落ち着いたのでした。
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