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東京ビッグサイトで開幕した「第1回ウェアラブルEXPO」では、Google Glassでその存在が注目されているメガネ型ウェアラブルデバイスが多数展示されていました。
そして、メガネといえば福井県鯖江(さばえ)市です。鯖江市は、メガネの生産をはじめて約110年、国内生産の約95%のシェアを誇っている日本が誇るメガネの聖地とも言えます。そんな鯖江から、同展示会に出展していたのがボストンクラブです。
ウェアラブルデバイスに求められる、軽さ、しなやかさを実現するチタンの加工技術、ノーズパット、蝶番、テンプルエンド、そのすべてが高いレベルで実現しています。
ボストンクラブは、デザイン企画から生産コーディネートまでを手がけ、すでにアメリカで開発されたメガネ型デバイスにも採用されたそうです。
高い技術が求められる理由は、普通のメガネであればメガネ屋で調整が可能ですが、ウェアラブルデバイスとして販売されるものは基本的にそのまま使うものだからだそうです。誰にでもフィットする装着感や、部位のしなりが必要なのです。
国内だけでなく、国外からの来場者も、鯖江のメガネ加工技術を興味深く見ていました。
ほかにも、会場ではBrotherのヘッドマウントディスプレイをはじめ、医療用、工場作業用、スポーツ用など、さまざまなメガネ型デバイスが展示されていました。
今年はいよいよアップルウォッチも発売される見込みです。メガネ型デバイスほか、ウェアラブルデバイスが本格的に普及する「ウェアラブル元年」となるのか、既存技術の応用や組み合わせにも注目です。
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