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東京メトロ銀座線、浅草〜神田間7駅のリニューアル後の駅デザイン決定 地域の歴史、街並みなどを色濃く反映

上野駅のホームは石造りの美術館をイメージしたデザインにする、稲荷町駅の改札口は木目調の壁を使用するなど、駅周辺地域の個性が感じられるデザインに変わります。

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 2017年の開業90周年、2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて進められている東京メトロ銀座線全19駅のリニューアル。2012年12月からデザインコンペを行っていた神田〜浅草間7駅のデザインが決定しました。


画像 神田、上野、浅草など「下町エリア」7駅のデザインが決定

 渋谷〜青山一丁目間の「トレンドエリア」、赤坂見附〜新橋間の「商業エリア」など、各駅を5つのコンセプトに分類して駅デザインの改装を行います。「下町エリア」の各駅は「“まち”の地下1階」として、各駅の歴史や文化が感じられるデザインになります。

 上野駅のホームは石造りの美術館をイメージしたデザインにする、上野広小路駅の通路は織物の模様を用いる、稲荷町駅の改札口は木目調の壁を使用するなど、地域ごとの特色が色濃く反映される予定です。


画像画像 上野駅のホームは、銀座線の歴史に焦点を当てた展示場所としても利用されます。通路の柱や天井は桜をイメージしたものになります

画像画像 上野広小路駅は、百貨店、ジュエリー店、呉服店などの華やかさ、きらびやかさを表現したデザインに。ホームも広告や掲示物で活気を表現します

画像画像 長屋の面影のある歴史的街並みを残した周辺地域に合わせて、稲荷町駅の改札口の壁は木目調に

 駅デザインだけでなく、バリアフリー化やエレベーターの設置などのリニューアルも行われます。工事は2015年中に順次開始し、2020年の東京オリンピック、パラリンピックまでには完了する予定です。


マッハ・キショ松


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