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「白と金」「青と黒」に見えるあのドレスがDV反対キャンペーンに

秀逸なアイデアを賞賛する声が上がっています。

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 同じドレスなのに、見る人によって「白と金」「青と黒」と違った色に見えると話題になったドレス(関連記事)。あのドレスを題材にしたDV(家庭内暴力)反対キャンペーンが秀逸だと話題になっています。

 キャンペーンは、社会福祉活動などを行うキリスト教団体Salvation Army(救世軍)南部アフリカ支部によるもの。例のドレスに似た白と金のドレスを着た女性が、あざだらけで横たわっている写真に「なぜBLACK AND BLUE(あざ)が見えないのか」というキャッチコピーが添えられています。その下には「彼女が自分で選んだことだと思っているのなら、それは錯覚だ」「女性の6人に1人が被害を受けている」とも。


Salvation Army(救世軍)南部アフリカ支部のWebサイトにもDV反対キャンペーン広告が掲載されている

 Salvation ArmyがこのメッセージをTwitterで投稿すると、「うまい」「見事だ」と賞賛する声が集まりました。同団体はその後、唇から血を流している女性の写真に「(黒と青が見えないのは)白と金で隠してしまうから」というメッセージを添えた画像も公開し、「虐待を受けている女性の大半は訴え出ない。もし助けが必要なら、助けが必要な人を知っているなら、連絡してほしい」と呼びかけています。

 ちなみに例のドレスは本当は青と黒なのですが、反響が大きかったことから、メーカーは白と金のバージョンを作ってチャリティーオークションに出品しています。


本当は青と黒

白と金のバージョンをチャリティーオークションに出品

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