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自宅やサバゲーでも大活躍しそう! Parrot小型ドローン第2世代は陸海空を攻める

1万3800円から。

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 仏Parrotは、9月発売予定の小型ドローン「Minidronesシリーズ」の第2世代モデル5タイプを発表しました。新たに水上走行タイプが登場したことにより、陸・海・空で楽しむことができます。

minidrones2 Airborne(空)、Hydrofoil(海)、Jumping(陸)

 大きく分類して3タイプのうち、空・陸モデルではさらに2モデルが用意されています。

Airborne(クアッドコプター)

 第1世代に引き続き、気軽に簡単に遊べそうなドローン。第1世代の特徴だった大型のホイールはなくなり、一般的なプロペラガード(ハル)が採用されました。こちらも取り外し可能です。3軸加速度計、3軸ジャイロスコープや超音波センサーにより飛行を制御しており、驚くほど安定した空中静止・飛行が可能です。

 下部にあるカメラで静止画撮影(VGA 480×640)に対応。動画撮影は非対応となっています。最高速度は時速18キロ、稼働時間は9分。

「Airborne Night」LED搭載 1万7800円

 高出力の白色LEDを搭載。ライトの明るさ調整や点滅なども可能。暗闇のなかを探検するのも楽しそうです。

minidrones2 Airborne Night

「Airborne Cargo」ブロック玩具などを搭載可能 1万3800円

 本体上部やプロペラ下部にあるブロックをカスタマイズして、ブロック玩具などを運ぶことができます。体験会では、上にタブレット(錠剤)を載せ、マシュマロキャッチ風にメントスを口でキャッチするデモンストレーションを行っている人もいました。

minidrones2 Airborne Cargo
minidrones2 アクロバットな宙返りでタブレットをキャッチ

Jumping(高速地上走行、ジャンプ可)

 地上を高速走行し、さらにジャンプもできるJumpingは、広角カメラ、ビデオ保存用の内蔵4GBメモリを内蔵。ビデオは操縦者手元にあるスマホやタブレットにストリーミングされるほか、本体に640×480(30fps)で保存されます。決して高画質とはいえませんが、ローアングルを高速で走り抜ける映像は爽快感があります。

 さらに本モデルからスピーカー・マイクを内蔵し、操縦者は最大50メートル離れたJumpingの近くにいる人とコミュニケーションすることができるようになりました。

 第1世代でも注目されたジャンプ機能を実現したスプリングマウントシステムも強化され、最大80センチのジャンプ、華麗な着地を見せてくれます。

minidrones2minidrones2 ストリーミング映像、マイク・スピーカーでのコミュニケーションが楽しい

「Jumping Night」LED搭載 2万5800円(税別)

 暗闇走行も可能とするLEDライトを搭載。最高速度は時速7キロ。ステージ下の真っ暗闇で走行テストを行ってみましたが、ライトはとても明るく、スムーズに操縦することができました。最大速度は時速7キロ。稼働時間は20分。

minidrones2 Jumping Night
minidrones2minidrones2 真っ暗走行時の映像(LED点灯前・後)

「Jumping Race」高速走行 2万6800円(税別)

 協力なエンジンと太くて厚い大型タイヤを搭載した高速走行モデル。ブーストモードを使用すると、最大速度はNightの約2倍の時速13キロ。タイヤは幅を狭めてコンパクトにして敏捷性をアップさせることもできます。稼働時間はNightと同じく20分。

minidrones2 Jumping Race

「Hydrofoil」水上走行も可能な合体モデル 2万1800円(税別)

 水陸両用タイプ。水中に浮かぶ船体の上部に、Airborneの一般的な機能(LEDと輸送機能なし)を備えたモデルを合体させることで、時速10キロでの水上走行が可能。ちなみに、淡水での使用が推奨されています。ドローン単体の飛行速度は最大時速18キロ。実際に水上を走っている姿を見ると思っていたよりもかなり速く、そこそこ広いプールか湖などでないと楽しめないかもしれません。接続はBluetoothなので最大20メートルという点も注意。

minidrones2 Hydrofoil
minidrones2minidrones2 Airborneが立ち上がって水上走行。旋回時は倒れてます

サバゲーや自宅で楽しめそう!

 記者も体験会で実際に遊んでみたところ、第1世代からのたしかな進化を感じました。細かい性能向上はもちろん、コミュニケーション要素が追加された点が、大きな変化をもたらしてくれそうです。

 たとえば、Jumpingをサバイバルゲームに持って行き、メディック(救護班)役として仲間の元へ駆けつけるなどの使い方ができそうです。

 何かと話題のドローンですが、今まで見たことのない映像やこれまでにないコミュニケーションを生んでくれることにも期待していきたいものです。

林健太

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