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全ての“ディズニー”が一堂に集まる大イベント「D23 Expo」を体験してきたディズニーランドだけがディズニーじゃない(3/3 ページ)

ディズニーはテーマパークだけでなく、映画もテレビもゲームもあります。“オール・ディズニー”が集まった「ディズニー界のコミケ」に行ってきました。

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見たことのないツムツムも登場、限定グッズだらけの特別なショップも登場

 一言でディズニーファンといっても、鉄道マニアと同じくらい細分化されているため、内部ではかなりクラスタが分かれていたりします。その中でも、このD23 Expoに対して目の色が変わっていたのは「グッズクラスタ」。D23 Expoには、世界中に存在する「ディズニーストア」、D23 Expo限定のグッズを多数扱う「D23ドリームストア」、そしてディズニーの従業員だけが購入できるお店が3日間だけ限定で出張店舗を開いた「ミッキーズ・オブ・グレンデール」の3店舗が登場しました。そのグッズはどれもレアなものばかり。

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限定数2000、購入最難関アイテムだった「蒸気船ウィリーツムツムセット」。これを買うためには早朝から並ぶ必要がありました

 その中でも、グッズマニアの間で争奪戦がすごかったのは、ディズニーストアのD23 Expo店。ここでは毎日、日本でもおなじみの「TSUM TSUM」が数量限定で販売されていました。初日は「ファンタジア」、2日目は「ピーターパン」、3日目はミッキーマウスのトーキーデビュー作「蒸気船ウィリー」のモノクロミッキー&ミニーがリリースされると、あっという間に限定数2000のグッズは品切れに……。

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ツムツムで作られたドレスも展示されていました。着られます
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日本からは「ユニクロ」も出店していました
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ずいぶんと見覚えのあるグッズだと思ったら、なんと「日本のディズニーグッズ」がアメリカでも2015年10月から販売するとのこと。日本の“カワイイ”グッズはアメリカでも大人気です

 さらに、ピクサースタジオの名物監督、ジョン・ラセター氏が監修した「アロハシャツ」も発売されました。が、結局一度も売っているところを見ることができませんでした。ちなみにラセター監督のアロハシャツコレクションも展示されていて、同氏の人柄がよく分かる内容でした。

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VIPゲスト向けに行われたセレモニーに登場したジョン・ラセター監督。彼が着ているのが、D23 Expoのためにラセター監督がプロデュースした特製のアロハシャツ
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ジョン・ラセター監督は映画が作られるたびに特製のアロハシャツを作っていました。それらが全て展示されています

“ディズニー”が意味するものを再認識する熱狂的な3日間――そして日本へ!

 実はこの「D23 Expo」、2015年11月に「D23 Expo Japan 2015」として東京ディズニーリゾートでも開催されます。アメリカで開催されているものとは規模も内容もかなり異なる内容ですが、D23 Expoでしか公開されない映像が日本でも見られる可能性が高く、日本国内のディズニーファンはこのチケットの争奪戦に一喜一憂していました(すでにチケットは販売済み)。

 D23 Expo Japan 2015では、劇団四季による1夜限りの「劇団四季 ディズニーミュージカル・オン・ステージ」や、ディズニー映画の声優たちが登場する「“ディズニー吹き替えの秘密” 〜白雪からアナ雪まで〜」が行われる予定です。東京ディズニーランドは2017年度に「ファンタジーランドの再開発」が行われる予定です。もしかしたら日本で開催される「D23 Expo Japan」でも、東京ディズニーリゾートなどの最新情報が出てくるかもしれませんね。

 ミッキーマウスだけでなく、いまではマーベルスーパーヒーローやスター・ウォーズなどのキャラクターもディズニーが管理しています。ディズニーという会社はキャラクターやストーリーを大事にし、それを最大限に活用することで、ファンを喜ばせることのできる数少ない会社だと思っています。おそらくねとらぼを読んでいる方は“ディズニー”にさほど興味がなかったのではないかと思いますが、もしこの記事を読んで、ちょっとでも“ディズニー”に対する印象が変わればうれしいです。

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