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無色透明のネバネバが美しい金魚に変わるまで 飴細工の妙技に触れられる「飴細工・アメシン」に行ってきた

伝統工芸のひとつである飴細工を身近に!

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 目の前で職人さんが熱々の飴をはさみで形をつくり、模様を刻んでいくと……美しい金魚に変身。日本の伝統工芸・飴細工の実演が見られるお店「浅草 飴細工 アメシン」(関連記事)が、7月に東京スタイツリータウン内の「東京ソラマチ」に出店して以来話題を集めています。その職人芸を間近で見るべくお店へ行ってきました!


画像 飴が目の前でこんな金魚に変身!


画像 「浅草 飴細工 アメシン」の入る東京ソラマチ


画像 「浅草 飴細工 アメシン」店舗外観。新しさと懐かしさが交錯する東京ソラマチの雰囲気としっくりマッチ!

 「浅草 飴細工 アメシン」は、全国各地で飴細工の製作実演や体験教室を手がけてきた職人・手塚新理さんが、2013年に24歳の若さでオープンしたお店。東京・浅草の第1号店は飴細工の体験教室として開き、第2号店となる東京ソラマチ店では販売・実演を行っています。


画像 わっ! 職人さんが実演している……!

 代表の手塚新理さんが飴を成形していたのでさっそく観察。アツアツの飴を切り出してはさみで器用に細工していきます。店の奥では別の職人さんが出来上がった飴細工に着色している姿も。無色透明でネバネバの飴が、色鮮やかな芸術品に変わるまでの一部始終が見られるわけです。

 熱くないの……!? と疑問に思い手塚さんに伺ってみると、飴職人さんたちが初めにぶちあたる壁がこの「飴の熱さ」なんだそう。「飴細工」という性質上短時間で成形しなければならないため、時間との勝負なんだそうです。それが難しいところであり、同時に楽しいところでもあるとか。


画像 金魚の形がどんどんできていく!

 ……と、お話しているうちにどんどん作品ができていく。職人さんてすごい……! この時作られていたのはお店で1番人気だという金魚の飴細工でした。


画像画像 お店全部買い占めちゃいたい美しさ

 店内には繊細で美しい飴を展示していますが、これらはほとんどが購入可能。飴細工は見た目にも美しく、しかも食べることができるので置き場所に困ることもないので贈り物には最適なんだそうです。でもこんなきれいなの食べられないよーー!


画像 定番の金魚の柄のうちわ飴。季節限定柄もアリ

 最近登場した新作は、江戸の日常生活に欠かせない「うちわ」をモチーフにしたうちわ飴(600円)。透け感のある飴の質感が美しいのはもちろんですが、この手桶をモチーフにしたパッケージデザインがまた楽しいです。贈ったら間違いなく喜ばれるやつ! Twitterでうちわ飴の写真が5000回以上もリツイートされていたことからも注目度の高さが伺えます。


画像 パッケージデザインもかわいい!

 ほかにも注目の新作がボンボン飴(650円)。職人さんがひとつひとつ手作りした飴には日本酒や黒みつが中に閉じ込められています……! 味は「日本酒」「柚子酒」「黒みつ」「ラムネ」の4種類。うひゃー全部食べたい!


画像 日本の伝統工芸がこんなに気軽に買えるなんてすてきだなあ(買って帰った)

 職人さんがひとつひとつ作り上げる、みずみずしく美しい飴細工は必見のひと言。筆者はアメシンで飴細工を身近に感じるようになりました。スカイツリー方面にお出かけの際はぜひ足を運んでみてください!

ちぷたそ

【浅草 飴細工 アメシン 東京ソラマチ店 店舗概要】

■店舗名 : 浅草 飴細工 アメシン 東京ソラマチ店

■所在地 : 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン イーストヤード 4F 11番地

■営業時間 :10:00 〜 21:00 ■定休日 : 施設に準ずる


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