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JR西日本は9月16日、2017年春に運行開始する新たな寝台特急「TWILIGHT EXPRESS瑞風(みずかぜ)」の車両デザインを公開した。
デザインコンセプトは「ノスタルジック・モダン」。1989年〜2015年春に運行していた寝台特急「トワイライトエクスプレス」の伝統を受け継ぎ、上質さの中に懐かしさを感じられるものを目指した。車体は「瑞風グリーン」に金色のエンブレムとラインを配し、先頭車には、丸目のメッドライトや往年のボンネット型を彷彿とさせる運転室を設置。内装は昭和初期に一世を風びしたアールデコ調がベースになっている。
食堂車はオープンキッチンで、車内調理のライブ感や大きな窓を流れる景色を楽しめる。客室には収納式ベッドを採用、昼間のリビングスペースを確保した。スイートは世界的にも希少な1両1室。バスタブ付きバスルームも備えている。
瑞風の運行日程は、1泊2日の片道タイプと2泊3日の周遊タイプがあり、現時点では5ルートが発表されている(関連記事)。
※画像は2015年9月時点のイメージ
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