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昭和の電気機関車を再現するタイムトリップ列車、大井川鐵道が運行 手書き乗車券に長時間停車もあるぞ

けん引するのは昭和時代の電気機関車・E101。

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 大井川鐵道(静岡・島田)が“懐かしの昭和へタイムトリップ”する企画として、10月18日に昭和時代の電気機関車・E101で旧型客車をけん引する特別列車を運行します。乗車券もあまり見られなくなった手書きの補充乗車券を発行するなど、細部にわたって昭和時期の運転を再現する予定です。

E101 特別列車の電気機関車・E101。端のデッキが昭和ならではです

 E101は、大井川本線が電化した1949年から在籍する電気機関車。車両の両端には当時の特徴であるデッキが設けてあります。客車には旧国鉄の旧型客車を使用。運行では新金谷駅〜千頭駅を往復するのですが、長距離鈍行列車の名物ともいえる25分間もの長い停車時間も再現されます。車窓からは昭和時代の原風景が残っているという川根路も望める予定。さらにはびんの飲み物も車内販売され、座席に設置された栓抜きを使って開栓から楽しめます。

E101E101 旧型客車の車内(左)。座席にある栓抜きで瓶ビールも飲めちゃいます

 運行時間は、往路が15時55分新金谷駅発、17時35分千頭駅着。復路が18時40分千頭駅発、20時10分新金谷駅着です。旅行代金は大人8500円、小人6500円。募集定員は80人で、予約は9月30日9時から電話のみで受付開始となります。

「電気機関車の重々しいモーター音、レールの継ぎ目を通過する際のジョイント音をお楽しみ下さい」(大井川鐵道)。

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