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ハッシュタグ「昔に打ったドット絵を貼って初心を思い出そう大会」に90年代ビデオゲームを支えたプロドッターが次々降臨

時代を超えてなお色あせない職人芸。

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 多くのゲームキャラクターがポリゴンで描かれるようになって久しい昨今。とはいえ、昔ながらのドット絵表現を愛するゲーマーも多いもよう。Twitterでは「#昔に打ったドット絵を貼って初心を思い出そう大会」が盛り上がりを見せています。

 このハッシュタグ、2015年4月20日に始まったもので、当初はドット絵師や同人ゲーム作家が過去の作品を投稿し、文字通り初心を思い出していました。しかしここ数日になって、なんと90年代のコンシューマーゲームを手掛けてきたプロのドッターが過去の作品をひっさげて降臨、再び盛り上がりを見せています。

 例えば、現在漫画家として活躍中の風上旬さんは、アイレムの「SUPER R-TYPE」より、ステージ3の背景を公開。スーパーファミコンのハード上の制約のなかで、ギーガー的な世界観を描き切る!



 また、ソーシャルゲーム「フルボッコヒーローズ」でキャラクターデザインを手掛けているシガタケさんは、方眼紙で設計していた時代から、年代ごとのドット絵のタッチの変遷まで分かる貴重な資料を公開。



 ほかにも「不思議な生物 ふにゃもらけ」を手掛けるなごみさんや、「天外魔境 風雲カブキ伝」のるら坊さんなど、今もなお各方面で活躍中の方がツイートしています。






 あらためて見ると、かつてのゲームがドッターさんの職人芸に支えられてきたことが分かります。誕生から35年を過ぎたマリオが、今もなお「スーパーマリオメーカー」にてドット絵で活躍していることを考えると、ドット絵表現は今後も絶えることはないでしょう。


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(沓澤真二)


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