昭和仮面ライダーシリーズ4作目に当たり、シリーズきっての異色作と呼び声の高い「仮面ライダーアマゾン」が、新たな解釈のもと再構築された完全新作「仮面ライダーアマゾンズ」となって再始動。Amazonプライムビデオにて4月1日から配信されることになりました。アマゾンでアマゾンズって? やってくれたな!
「仮面ライダーアマゾンズ」、つまり本作には2人のアマゾンライダーが登場します。1人は病弱で、家の外にもろくに出してもらえず、熱帯魚の水槽の手入れすることのみが日課という青年・水澤悠(仮面ライダーアマゾンオメガ)。もう1人は悠とは真逆で、野性味にあふれた豪放磊落な男・鷹山仁(仮面ライダーアマゾンアルファ)。いわば「養殖」と「野生」とも言うべき、対称的な2人のアマゾンを中心に、さまざま登場人物の思惑が交差、謎が謎を呼ぶ展開になるとのことです。
情報解禁と同時に開かれた製作発表会見には水澤悠役の藤田富さん、鷹山仁役の谷口賢志さん、そしてヒロインを演じる武田玲奈さん、東亜優さん、プロデューサーの白倉伸一郎さんが登場。藤田さんは「水澤悠という人物はすごい引きこもりで親に管理されて生きてきたんですけれど、でも何かが違うと心の底の野生が言っていて、それが目覚めて、ライダーになっても、自分は何なのかと、自分探しをしていく役なんです。その悠に影響されて、自分でも自分とは何なのか考えるようになった」と役への意気込みを語りました。
一方、谷口さんは「台本を渡されて監督から言われた役柄は『人殺しで、ヒモで、アル中です』と言うんで『そんなライダーはいないと思います』と言ったら『いるんです』と言われて」とクセの有りそうなキャラクター像を説明。「今は命がけで人殺しでアル中を演じております」と語りました。
また、過去の仮面ライダーの思い出について聞かれると、「小学生のころ、『仮面ライダーアギト』をよく見ていました。最近それを見返したばかりで」と藤田さん。それを受けて、鷹山仁役で一回り以上年上の谷口賢志さんは「え? 小学生?」とショックを受けつつ、「俳優デビュー作が『救急戦隊ゴーゴーファイブ』(巽流水/ゴーブルー役)だったんですが、最終回を撮っていたころ、急に撮影所の雰囲気が変わって、ひとりかっこいい男の子が来たぞと、なんだこれはと思っていたら、それが『仮面ライダークウガ』文字列(編注:クウガを演じたのはオダギリジョーさん)だったんですよ。すごい火を使っているのを見てちょっとうらやましく感じた思い出があります」と秘話を披露してくれました。
本作のプロデューサーで平成仮面ライダーシリーズ初期作品も手がけた白倉伸一郎さんは「シリーズ中もっとも意欲的に作られた作品の力を借りて、もっとも仮面ライダーたる作品を作りたい。本来仮面ライダーが持っていたはずの牙のようなものをもう一度取り戻したい」と製作の狙いを語っています。
本作は日本のAmazonプライム・ビデオとしては初のオリジナルコンテンツ。配信は4月1日から毎週1話ずつ、全13話の予定です。
(ADAKEN)
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