777個の爆弾が仕掛けられた超高難度「マインスイーパ」を攻略した人が現れ、Twitterで賞賛の声が挙がっています。
「マインスイーパ」とは1980年代に開発された1人用コンピューターゲームで、正方形のマスの中に設置された爆弾の位置を予想して、それ以外のマスを埋めていくというパズルです。
Windowsにも標準搭載されていましたが、今回話題の人となったユキシロ ミキ(@yukishiro_59)さんがクリアしたのは個人が開発した「マインスイーパ2000」。その中でも最高難度であるマニアモード(68×48のマス内に777個の爆弾が仕掛けられている)に挑戦していたため、ユキシロさんがクリアするまでには約10年の歳月がかかったといいます。
「マインスイーパ2000」をクリアしたユキシロさんにインタビュー
―― マインスイーパを始められたのはいつごろからですか
ユキシロさん:純粋にWindowsに標準搭載されたものは17〜18年くらい前からです。今回クリアした「マインスイーパ2000」に関しては社会人になってからなので10〜15年前から始めたと思います。
―― 攻略できる! と分かった瞬間の気持ちは
ユキシロさん:正直に言うと、これは最後の最後まで「攻略できる!」と感じることはありませんでした。というのも終盤、完全に運任せの「究極の二択」が立て続けに発生していたからです。
―― 「究極の二択」とは
ユキシロさん:クリックしてみなければ分からないというOKか爆死か、どちらの可能性もあるマスのことです。この完全二択に関しては何度も煮え湯を飲まされました。
―― 最後の一手を押した時の気持ちは
ユキシロさん:実は最後の一手が2択で、私は緊張のあまり手が滑り、本来クリックしようとしたほうと逆のマスをクリックしてしまったんですよ。
―― つまり……最後の1手なのに、操作を誤ったと
ユキシロさん:はい。「あっ、間違え…え?」みたいな感じです。ですがそれが結果としてクリアに繋がったので、その瞬間は放心状態でした。
―― マインスイーパ2000の攻略ポイントとは
ユキシロさん:一定の局面まで進んで詰まった時に「盤面を広く見直す」ことでしょうか。正直なところ80%が根気、残りの20%は運というのが私の思うところです。
―― 最後に、今後もマインスイーパをプレイしますか
ユキシロさん:しばらくはいいかな、というのが正直なところでしょうかね(笑)しかし、明日にはまた触ってるかもしれないくらい手軽な存在ではありますが……。ただ、この盤面より更に大きなものが出てきたら挑戦してみようかな、と思っています。
ちなみに現在はWindowsに標準搭載されていない「マインスイーパ」ですが、Windows ストアのMicrosoft Minesweeperから無料でダウンロードすることができます。今晩、久々にやってみようかな。
(Kikka)
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