「ポケモンGO」の運営チームが、公式Facebookで7月31日に実施されたアップデート(関連記事)についてコメントを発表しました。このなかで「足跡機能」の削除についても触れており、多くの同作プレイヤーから注目を浴びています。
「足跡機能」とは、アップデート前に「近くにいるポケモン」の下に表示されていた3つの足跡のこと。足跡の数でポケモンとの距離がある程度推測できるというもので、先行配信されていた国ではしばらく使えていましたが、日本でサービスが開始する少し前に機能が停止。常に足跡が3つ表示され続ける状態になってしまい、今回のアップデートで正式に削除となりました。
今回「ポケモンGO」運営が発表したコメントによると、「3つの足跡を削除したのは、根本的な設計を改善するためです。この機能は多くのユーザーから好評だったが、混乱を招く上に、私たちが目指す『ポケモンGO』とはそぐわないものでした。皆さんの意見を聞きながら、この機能の改善に努めていきます」とのこと。どうやら現状のままではなく、何かしらの改善を計画しているようです。
日本では「足跡機能」が使えたことがないため、具体的にどのような問題があったのかは分かりません。しかし仕様から察するに、足跡を追って立ち入りを禁じられている場所に入ってしまう人や、足跡をじーっと注視して歩きスマホをする人が続出したのではないかと思われます。
同作をプレイしている方であれば多くの人が実感していると思いますが、現状「近くにいるポケモン」に表示されているポケモンを見つけることは非常に困難です。確実とはいかなくても、ある程度「近くにいるポケモン」を見つけられるような更新が行われるよう期待したいところです。
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