山形県新庄市が8月9日に発行した広報誌の表紙を、漫画家の冨樫義博さんが担当しています。新庄まつりの山車を中心に、「HUNTER×HUNTER」のキャラクターたちが配置された書き起こしなのですが……これは欲しい!
「新庄まつり応援イラスト」として同市ゆかりの漫画家5人がリレー方式で広報誌表紙を手掛ける企画の一環。冨樫さんも同市出身の縁で8月号に登場しており、「本家のヨメ」の岡田理知さんや「3月のライオン」の羽海野チカさん(母親が新庄市出身)などが参加することになっています(関連記事)。
冨樫さんは週刊少年ジャンプ(集英社)に「HUNTER×HUNTER」を連載中ですが、病気療養のため度々長期の休載を余儀なくされています。4月に1年8カ月ぶりの連載再開となりましたが、7月4日発売号から再び「しばらくの間」休載となっており、そうした中での最新イラストの公開となりました。
冨樫さんは今回のイラスト製作を振り返り、「自分の考えたオリジナルの山車をチラシの裏に描いてニヤニヤしてる子供でしたね。宵祭りが好きで華やかな灯りと共にお囃子の羯鼓(かっこ)が近づいて来る時程血が騒ぐものは私の中で他にありません」とコメントを寄せています。
この広報誌、どうやったら入手できるのでしょうか? 市の総合政策課広報担当者によると、「広報誌は性質上『新庄市民』に向けたもので、他地域への発送はしていない」とのこと。新庄市民ならば市役所などで入手可能なんだとか。なるほど、引っ越そう。
いきなり引っ越せないという方はご安心を。ちゃんとWeb版も公開されています。
冨樫さんは今回の広報誌以外にも市の公式キャラクター「かむてん」くんを描いており、先日も新庄駅前に冨樫さんが描いたイラストを使った看板が出現したとして話題になっていました(関連記事)。
関連記事
- 山形県新庄駅前に突如出現した冨樫義博さんが“仕事した看板”の正体とは
天狗の「かむてん」くんがその謎を解く鍵でした。 - 冨樫義博が地元・山形県新庄市の広報誌表紙を担当 8月9日発行
冨樫仕事してる。 - 「HUNTER×HUNTER」次週から休載 再開時期は未定
ジャンプ編集部によると「しばらくの間」休載するとのこと。 - 冨樫義博が「ヒソカの過去」執筆に意欲 「東京喰種」石田スイによるスピンオフきっかけに
「少年ジャンプ+」で、冨樫先生と石田先生の対談が実現。 - 「椅子に座れる幸せ」と冨樫さんが復帰にコメント 「HUNTER×HUNTER」1年8カ月ぶり連載再開
来週号にも掲載されるよ!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.