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墓参りGO 位置情報を使って特定の場所でのみ故人のメッセージを再生できるAR墓アプリが登場

野生のメッセージを登録することもできます。

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 墓石や石材の販売・加工・取り付けを行う良心石材が、スマートフォン用アプリ「Spotmessage」を発表しました(現在はAndroid版のみ、iOSは8月末リリース予定)。位置情報を使い、指定した場所でのみ他ユーザーに動画や写真を見せられるメッセージアプリです。


イメージ 「Spotmessage」使用イメージ


使い方 使い方

 同アプリは、お墓や思い出の場所の位置をアプリに登録する事で、故人のメッセージ動画や写真を出現させたり、ARで自身を出現させることができるというもの。また墓石に限らず、散骨、樹木葬、納骨堂といったあらゆる慰霊施設に対応し、世界中で利用できます。

 つまり、「ポケモンGO」のポケストップのように、特定の場所に行くことでメッセージを再生できるようになるというわけです。公式動画では、父親が自分の墓に近づいた娘にメッセージを見せるという使い方を紹介しています。


スポットメッセージ・PVお墓Ver.


遺影 父親が亡くなったようです


反応 外を歩いていると「Spotmessage」に反応が


100メートル 100メートル先にメッセージの場所があるようです


墓 指定された場所に行くと父の墓が


アプリ 「お前がこの動画を見ているということは、お父さんはこの世にはいないということだ」


メッセージ 「思いやりのある娘に育ってくれて、ありがとう」


涙 「お父さん……!」

 また、故人にかぎらず、普通に「特定の場所でだけ再生できるメッセージ」としても利用できます。その場に来れば全ユーザーが見られる「野生のメッセージ」的なこともできるもよう。ただし、メッセージの受信側もアプリをインストールしている必要があります。

 「ポケモンGO」のリリースから位置情報サービスに注目が集まっていますが、新しい使い方を見た気がします。今メッセージを残しても自分が死ぬまでサービスが続いているのか、ちょっと不安ですが。

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