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東京都下水道局が、下水道の役割を世に広めるために制作したショートムービー「トーキョー・マンホール・ストーリー」を公開しました。主演は俳優の温水洋一さん。物語の鍵となる“マンホールの妖精”を演じます。
「人知れずの誰かの役に立つこと」をテーマに制作された3本のショートドラマ。それぞれの物語は、平凡な生活を送る主人公の前に、見知らぬマンホールが現れ、“マンホールの妖精”を自称する男・美津斉成(みずさいせい)と出会うことで、幸せについて考え行動していく心温まるものとなっています。
「人知れず 誰かのために」と題された1作目は、大学生・神田道史が美津と出会い、「誰かの役に立つこと」を経験していく中で気持ちに変化が生まれていく物語。温水さんのコミカルな演技が作品に味わいを持たせています。
2作目「何気ない 日々のしあわせ」では、物足りない日々を送っている会社員・河島ちえりが、突然現れた温水さんを変質者扱いする正常対応をみせますが、ともに頭を悩ませながら、日常の小さな幸せを発見していくハートフルストーリーとなっています。
3作目は「いつも 誰かのために」。体育教師の落合久が美津との対話を通して、新たな自分に気付くストーリー。ちなみに3作とも、主人公の名前が「神田川」「三河島水再生センター」「落合水再生センター東京」など、東京の下水道にちなんだネーミングとなっています。
東京都下水道局広報は今回のショートムービー公開について、「人知れず街やみなさんの生活を守っている下水道を、少しでも身近に感じていただければうれしいです」とコメントしています。
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