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名古屋駅のキヨスクで「うなぎパイ」が絶滅? 春華堂と東海キヨスクに事情を聞いた

春華堂「1日でも早い販売再開を望んでいます」

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 8月30日ごろからTwitterを中心に、「名古屋駅のキヨスクから『うなぎパイ』が消えた」といううわさが広がっています。「東海キヨスクの方針変更で、名古屋駅の売店では愛知県の名産品のみ取り扱うことになった(うなぎパイは浜松なので静岡県)」というもので、Twitterでは「えー!困るがや!」「なんですと!」など、残念がる声が相次ぎました。



 うわさは事実なのか、うなぎパイを販売する春華堂に確認したところ、現在、名古屋駅構内のキヨスクでうなぎパイの取り扱いがなくなっているのは事実とのこと。東海キヨスク側にも確認しましたが、今回取り扱いが休止になったのは、名古屋駅構内にある24店舗(ホームなどにある小型店舗も含む)で、1月ごろから徐々に取り扱いを縮小していき、4月以降は地下街「エスカ」の中にある「GIFT KIOSK」1店舗のみに集約。どうやら「名古屋駅(構内)のキヨスクから『うなぎパイ』が消えた」というのは間違いないようです。


うなぎパイ 浜松銘菓として有名な、ご存じ春華堂の「うなぎパイ」(春華堂サイトより

 取り扱い休止の理由については、東海キヨスクに聞いたところ「取り扱い商品については以前から、店舗の販売状況や他の商品とのバランスを考えて随時入れ替えを行っており、あくまでその一環です」と、ネットのうわさについては否定。「名古屋駅の売店では愛知県の名産品のみ取り扱うことになった」というようなことはなく、「うなぎパイについては現状『GIFT KIOSK』1店舗のみに集約することでもっと効果があるのではと判断したため」とのことでした。

 一方で、春華堂側は取り扱い休止について、ネット上で話題が広がっていることを受け、9月2日にサイト内でコメントを発表。理由については「諸事情により」とぼかしつつも、取り扱い休止以降、残念がるお客からの声が非常に多く届いているといい、「そのお声にお応えするためにも販売再開を望んでいる状況であります」と、1日でも早く販売を再開したい旨を明かしました。春華堂によると、特に「困った」という声が多いのは、浜松駅に停車しない「のぞみ」の利用者だそう。



 ちなみに現在名古屋で「うなぎパイ」がまったく買えないというわけではなく、駅構内・近郊では「名古屋みやげ処(JR名古屋駅・新幹線地下街エスカ内)」「GIFT KIOSK(JR名古屋駅・新幹線地下街エスカ内)」「ジェイアール名古屋タカシマヤ(地下1階和洋菓子銘菓百撰)」「名鉄バスセンター内ファミリーマート」でそれぞれ取り扱いがあるそう。また7月からは東京・大阪間を運行するのぞみ・ひかりの車内販売でも一部商品が販売されているとのことです。


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