ニュース
日本郵便、住所が分からないネット仲間にも年賀状を送れるサービス開始 受け取りは任意
SNSアカウントやメールアドレスを指定して送信すると、事務局経由で相手先にメッセージが到着。相手が承認すると配送開始。
advertisement
日本郵便が、2017年の年賀状用に「住所が分からなくても送れるサービス」を11月1日から開始すると発表しました。住所を知らない相手でも、SNSアカウントやメールアドレスといった連絡先を利用して、実物の年賀状を送れます。
相手先を指定して年賀状を送る旨を伝えると、事務局を経由して受け取り確認のメッセージが相手先に到着。これを受信側が承認して初めて、年賀状が配送される仕組みです。送り主が自分の住所を書くか否かは任意。なお、対応するSNSなどは明記されていませんが、公式サイトの説明にはTwitterやLINEのアイコンが描かれています。
日本郵便は過去にも、mixi(2009年用)やLINE(2015年用)と提携して同様のサービスを施行していました(関連記事)。LINEとの提携では、専用アプリで制作した年賀状の送信先に、LINEの友達を指定できるシステムを採用。配送先の住所は、受信側が承認の際に申告する仕組みでした。今回も同様なのかどうか、詳しい手続き方法は公開されていません。
同サービスに対し、Twitterでは悪用を懸念する声や、「SNSがらみでしか知らない人から年賀状が届いたら引く」といった意見も。その一方で「仲のいい相互フォロワーさんに送りたい」など、ポジティブな意見も多く寄せられています。
(沓澤真二)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 家族そろってネズミポーズ! 「お正月に干支の姿で家族写真を残していた家族」にほっこり
お父さんのノリノリ具合が最高にすてきです。 - 郵便物の封にマスキングテープは使用厳禁 「マステだけ使う人を改心させたいマンガ」が話題に
はがれやすく中身がこぼれる恐れ、他の郵便物への迷惑にも。 - 2017年の年賀はがきのデザインが発表 12年前のニワトリの変化と仕込まれた文字の秘密
さらに次の12年後が楽しみなデザイン。 - 「銀行封筒で郵送された」のツイートが物議 銀行と日本郵便に見解を聞いた
最後の砦は個人の良識? - サル姿のルフィ、スプラトゥーン 2016年もクリエイターが年賀イラストでTwitter彩る
「ハイキュー!!」のサル山、「おそ松さん」の七福神……学校や仕事始まったけど新年めでたい!