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ヒラリー勝利と予想していたアニメ「サウスパーク」 大統領選翌日放送のエピソードを急きょ作り変える超対応

通常の制作期間は1週間程度。

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 痛烈な社会風刺とブラックジョークが持ち味のアニメ「サウスパーク」。11月9日に放送された最新話「Oh, Jeez」が、米大統領選翌日の放送だったにもかかわらずドナルド・トランプ氏勝利を受けた内容になっていると話題です。本編は現在公式配信中

「サウスパーク」大統領選翌日放送エピソードを急きょ作り変える超対応 ばっちり選挙結果が反映されてます(画像は「サウスパーク」公式配信より

 本編では開始早々、選挙速報のパブリックビューイングをするヒラリー・クリントン氏(っぽい人)の支持者たちが登場。会場内では選挙結果を目にして絶望に暮れる人や、その場で拳銃自殺をしてしまう人が続出し混沌とした様子です。

「サウスパーク」大統領選翌日放送エピソードを急きょ作り変える超対応 後ろの方では自殺者も。相変わらずのブラックジョークっぷりです(画像は「サウスパーク」公式配信より

 報道によると事前に予告されていたサブタイトルは「The Very First Gentleman」。ファースト・レディならぬ 米史上初の“ファースト・ジェントルマン”になる可能性のあったビル・クリントン氏を中心にした展開だったと見られ、製作陣が放送直前までヒラリー陣営勝利を念頭に置いていたことが伺えます。同作は1話の制作期間が1週間程度と非常に短いことでも知られ、毎週フレッシュな時事ネタを盛り込むことに定評があります。しかしこのたびの話は選挙結果が出そろってから放送までの期間が1日未満。放送版タイトルの「Oh, Jeez(なんてこった)」は製作陣の心の叫びだったのかもしれません。

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