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合理化の波がついにトイレにまで襲い掛かってきました。会社の個室トイレ利用時間を細かく計測し、混雑する時間帯を一目で確認できるアプリ「Toilet IoT」をインテリジェンス ビジネスソリューションズが発表しました。
同アプリではトイレの扉に設置したセンサーを活用。扉の開閉情報を元に個室の利用時間をリアルタイムに計測し、空き時間を「すぐ空く」「少し待つ」「だいぶ待つ」の三段階で確認できます。数値はPCやスマホ上で即座に確認できる上、曜日・時間帯別のデータから最適なトイレ利用への誘導もしてくれます。また、個室トイレの滞在時間が一望できることから、トイレの長時間利用者の意識改革も期待できるとのこと。
同社はこうした情報の可視化により、本来業務に従事すべき時間がトイレの待ち時間に費やされるのが解消され、生産性向上が期待できるとしています。気になる導入価格は初期セットアップ費用が15万円(予定)。開閉センサーは1個室あたり1000円〜2200円で、サービス利用料は月額1万5000円程度となる予定。正式なサービス開始時期や価格については後日公式Webサイトなどで発表されます。
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