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日中韓トップ棋士と日本製・囲碁AIが対局へ 「ワールド碁チャンピオンシップ」を2017年3月に開催

「DeepZenGo」はさらに進化を遂げているのか……!?

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 囲碁の日本棋院は、日本・中国・韓国のトップ棋士と囲碁AIが参加する「ワールド碁チャンピオンシップ」を2017年3月21日〜23日に開催することを発表しました

 日本代表には推薦によって選ばれた井山裕太棋聖が出場。囲碁AIは、趙治勲名誉名人との対局が記憶に新しい日本製の「DeepZenGo」が参加します。


囲碁 ワールド碁チャンピオンシップ 井山裕太 囲碁AI DeepZenGo 井山裕太棋聖(六冠) (日本棋院より)

 対局は日本棋院関西総本部(大阪市)で行われ、前日の18時より組合せ抽選を実施。総当りリーグ3回で、勝数が同数になった場合は優勝決定戦を実施する形式となっています。賞金総額は5000万円。現在、中国と韓国の代表選出は調整中です。

 井山裕太棋聖はコメントで、「このような素晴らしい大会に日本代表として出場させていただける事、大変光栄に思っております」と述べ、また感謝の言葉と共に「記念すべき大会を盛り上げられるよう、自分のベストを尽くし、良い闘いができればと思っております」と意気込みを述べています。

 一方で囲碁AI開発チーム代表の加藤英樹氏は、囲碁AIが参加可能な大会の開催、また代表に選ばれたことへの感謝と喜びの気持ちを述べ、「棋戦まであまり時間がありませんが、Zenの改良に全力を注ぎ、恥ずかしくない結果を残したいと思います」としています。



(宮原れい)

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