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さっぽろ雪まつり、来年度の「魚氷」展示中止を検討 1953年から続く名物展示にTwitterでは「悲しい」の声

実行委員会にお話をうかがいました。

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 北海道の冬の風物詩、「さっぽろ雪まつり」。その「すすきの会場」内のイベントで毎年展示されていた「魚氷(さかなごおり)」について、展示の中止が検討中であることが分かりました。北九州市のテーマパーク「スペースワールド」のアイスリンク騒動の余波を受けてのものとみられます。


魚氷 展示の中止が検討されている「魚氷」(フリー写真素材「写真AC」より)

 「魚氷」は、氷の中を魚が泳いでいるように見えるというもので、1953年開催の第4回から続いている名物展示です。アイスワールド実行委員会は「展示をするのか、中止にするのかは21日に行われる会合で正式決定する」と編集部の取材に回答。


魚氷 非難が相次ぎ展示中止となったスペースワールドの演出(スペースワールドのFacebookより・現在は削除済み)

 2016年11月に北九州市のテーマパーク「スペースワールド」が「5000匹の魚を氷漬けにしたアイスリンク上でスケートができる」という演出に批判が集中したことを受けての検討なのか、という質問に対しては「さまざまなご意見がある」と言葉を濁しました。

 なおTwitter上では「過剰反応では?」「悲しい」「(スペースワールドとは)展示の趣旨が違う」といった意見も少なくはありません。これについて実行委員会は「皆さまに楽しんでいただきたいという気持ちは変わらないが、いろんな考え方があるので、じっくり検討したい」としました。

 なお展示及び中止については、後日決定内容を発表することを検討しているとのことです。

(Kikka)

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