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Evernote、「一部社員がユーザーのノート閲覧できる」プライバシーポリシー変更を撤回
2017年1月23日に予定していたプライバシーポリシーの変更を実施しないことに。
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Evernoteは12月16日、「一部の社員がユーザーのノートを閲覧できるようになる」としたプライバシーポリシーの変更を撤回すると発表しました。
同社は15日、2017年1月23日にプライバシーポリシーを変更すると発表。変更により、一部のEvernote社員がユーザーのノートにアクセスできるようになるとしました。その理由について、ユーザーに関連性の高いコンテンツや機能を提示するための機械学習技術が正しく機能しているか確認するため、「人間による目視確認が必要」と説明。拒否したいユーザーは、設定画面でオプトアウト(無効化)を行う必要がありました。
ユーザーから懸念や反対の声が上がったことを受けて、同社はこの変更を実施しないと明らかに。ユーザーが自分でオプトイン(有効化)しない限りは、同社社員がノートを閲覧できないようにするほか、今後数カ月に渡って現状のプライバシーポリシーを見直すことにしたとしています。
クリス・オニールCEOは「機械学習がEvernoteユーザーにもたらすメリットについて私たちは期待していますが、その運用にあたってはお客様の許可を当然得るべきであり、あらかじめ承諾をいただいているとみなすべきではないと確認しました。お客様を失望させてしまったことをお詫びします」とコメントしています。
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