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糸魚川火災で新潟最古の酒蔵・加賀の井酒造が全焼 営業再開は「状況を確認の上、判断」

1650年創業。酒蔵含め社屋が全焼。

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 22日午前に新潟県糸魚川市で発生した大規模な火災を受けて、新潟県内最古の酒蔵となる加賀の井酒造の社屋が酒蔵含め全焼しました。死傷者など人的被害はなく、営業再開は鎮火後に状況を確認してあらためて判断するとしています。

加賀の井酒造 火事 糸魚川市 火災前の加賀の井酒造(2014年9月ごろ、Googleストリートビューより)

 加賀の井酒造は1650年創業。加賀藩の参勤交代の宿場として本陣が置かれた際に前田利常公から酒銘「加賀の井」が命名されました。「加賀の井」「焼山の里」などを製造販売し、関東信越国税局の清酒鑑鑑評会では10回以上優秀賞に輝いています。

 糸魚川市では22日10時28分に大町一丁目の飲食店で出火、強風にあおられ燃え広がり、約140棟が被害に遭いました。加賀の井酒造の業績への影響については、調査の上必要に応じて報告される予定です。

加賀の井酒造 火事 糸魚川市 火災の影響を発表する、親会社の盛田株式会社

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