LINEの「あけおめ」スタンプが“お年玉”つきで登場 年賀状の文化をそのままLINEスタンプにする試みが画期的
100万円から10円まで、1000万本以上のお年玉があるとか。
皆さん、今年は年賀状は書きましたか? 最近はLINEで「あけおめ」のやりとりをするだけという人も多いのではないでしょうか。便利になったのはうれしい反面、年賀はがきに付いてくる「お年玉くじ」の抽選に参加できないのはちょっとさみしいもの……と思っていたら、LINEが「お年玉つき年賀スタンプ」なるものをリリースしました。そういうのもあるのか!
今日12月27日に発売された「お年玉つき年賀スタンプ」は、1セット購入するごとに「お年玉袋」が10個もらえるというもの。これを1月1日から3日までの間にLINEで友だちに送ると、受け取った人はその場で抽選に参加することができます。自分でくじを引くのではなく、送られた人が抽選できるというのが年賀状らしいシステムですね!
お年玉の総額は5億円で、1等はなんと100万円! うまい棒なら10万本分です! 4等もうまい棒1本分の10円と少額ながら970万本と大量に用意されています。合計すると1190万本。計算上、LINEを使っている人の6人に1人が当選するそうです。そうそう、年賀状のお年玉くじってこの「意外とよく当たる」感じがうれしいんだよなあ……。
スタンプのラインアップは「ディズニー」「ジブリ」「ワンピース」などの鉄板キャラクター13種類と、LINEから火がついた人気キャラクター「カナヘイ」「うさまる」などのクリエイターズスタンプ10種類。それぞれお正月バージョンのイラストが16個ずつ入っています。合計368個もあるので誰かとかぶる心配もなさそうですね。
価格は全て120円で公式スタンプは通常の半額なのも太っ腹。「ドラえもん」や「紙兎ロペ」のように来年の干支の酉にちなんだ格好をしているキャラクターもあれば、「うるせえトリ」や「面倒だがトリあえず返信(めんトリ)」などそもそも酉年にぴったりのキャラクターもお正月仕様で登場。めんトリもしっかり袴を着て新年の挨拶をしています。「面倒」とか言うわりにはマメだな!
スタンプ1セットの中身はこんな感じ。除夜の鐘叩いて、あけおめして、初詣行って、食べまくって、寝る、みたいなお正月のあるあるが詰まったスタンプになっているので、「あけおめ」以外にもお正月のさまざまな場面で使えそうです。
ところで「LINEで新年のあいさつをしたら失礼だと思われるかも?」と気になる人もいるのでは? 実はLINEの調査によると70%の人が「LINEで新年のあいさつをすることに肯定的」というデータが出ているそうです。意外とみんな理解あるんだな……よかった……!
自分の好きなキャラやイラストを選べるスタンプの楽しさはそのままに、「お年玉くじ」の楽しさも加わったLINEの「お年玉つき年賀スタンプ」。さまざまなものが少しずつIT化していくのは時代の流れなのかもしれませんが、LINEの便利さに加えて、こうした形で年賀状の楽しい文化が残っていくのは大歓迎です。
ちなみに、お年玉袋は1人に1回しか送れないとのこと。「普段からLINEも年賀状もやりとりする相手がいねえよ!」という筆者みたいな人は……よかったら友だちになってください(必死)。
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提供:LINE株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2017年1月9日