楽天が警視庁への定期的な情報提供を開始 ECサイトの不正事案抑止のため

犯罪との関連が疑われる取引について情報を提供。

[ねとらぼ]

　楽天はインターネットショッピングにおける不正事案の抑止のため、警視庁と「インターネットを利用した不正事案の抑止に係る協定書」を締結し、定期的な情報提供を開始したと発表しました。

楽天市場より

　インターネット・ショッピングモール「楽天市場」で行われた取引のうち、犯罪との関連が疑われる取引に関する情報を毎月提供。楽天と警視庁は必要に応じて情報交換を行い、相互連携を強化することで、インターネットを介した不正事案の根絶に努めるとしています。

　楽天は2014年1月に「品質向上委員会」を設置。「楽天市場」内の品質管理を徹底しているほか、ブランド模倣品や権利侵害品、偽サイトなどについても外部団体やブランド権利者の協力を得ながら各種の対策を講じています。

楽天の取り組み（楽天市場より）