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米国ニューヨーク州にあるメトロポリタン美術館が、37万点を超える美術品の画像を完全なパブリックドメインとし、自由に使えるように規約変更したことを発表。同時に、Wikipediaでこれらの記事を制作するための準備作業が進められることが明らかになりました。
クロード・モネの連作「睡蓮」をはじめとした美術品の画像37万点以上のライセンスが、著作権による制限が存在しないCC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)になり、誰でも自由に利用できるように。これに伴い、ウィキメディア・コモンズへの画像のアップロード、情報収集といったWikipediaの記事制作を円滑にする作業が進められます。日本語版が出たら、読むのにむっちゃ時間持っていかれそう。
なお、該当の画像はメトロポリタン美術館のWebサイトから閲覧することも可能。英語ではありますが、こちらにも解説文が掲載されておりたっぷり楽しめそうです。
(マッハ・キショ松)
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