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「EVEシリーズ」で知られたアダルトゲームの老舗メーカー、姫屋ソフトが2月8日破産手続きに入っていたことが分かった。負債額は約1億5千万円だった。
姫屋ソフトは1991年に東京都豊島区で設立。1993年には「シーズウェア」ブランドを設立し、1995年に発売された「EVE burst error」が大ヒットを記録。「EVEシリーズ」は後に家庭用ゲーム機に移植されるなど、一時代を築いた。
しかしその後の業績は振るわず、東京商工リサーチによると、ピーク時の1998年8月期に約10億円だった売上高は、近年では年間2億円台にまで減少。再建策として、携帯電話コンテンツやWEB制作などを手掛けていたが、業況改善には至らず。2014年ごろに事業を停止していた。
なお、2016年にPC/PS Vita向けに発売された移植作「EVE burst error R」はRED FLAGSHIPが開発を手掛けている。2017年4月27日には姫屋ソフトのもう一つの代表作「DESIRE」の移植版が、同じくRED FLAGSHIPより発売される。
「DESIRE」移植版
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2017年12月の完成予定。