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95%が金属の「塗れる金属」で色んな素材がメタリックに 金属特有の錆や黒ずみも再現可能

いい銅鐸が作れそう。

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 95%が純粋な金属粉末でできている塗料「Felight(フェライト)」が東急ハンズ渋谷店のつぶやきをきっかけに注目が高まっています。

塗る金属使用例 元は、木材だとっ!?(東急ハンズ渋谷店Twitterより

 「塗れる金属」こと「Felight」は、本物の金属が使われていて、プラスチックや木材に塗って表面の樹脂を削るとピカピカな金属面となります。販売されているのは「青銅」「銅」「黄銅」「鉄」「スズ」の5種類です。

塗る金属使用例と使い方 元は、全て木材だとっ!?(本日、2回目)(東急ハンズ渋谷店Twitterより

 Felight公式サイトには、金属製に見えるコースター、青銅のスマホカバー、つま先をメタリックに加工したスニーカー、金属コーティングされたペンなど、さまざまな使用例が紹介されています。塩素系洗剤を塗ることで金属特有の錆や黒ずみを意図的に発生させることもできるそうです。Twitter上でも「メダル作れないかな」「木の模造刀に塗りたい」「3Kスコープが作れる!」など、たくさんのアイデアがつぶやかれています。これはいくらでも応用例が思い付いちゃう!

青銅のスマホカバー金属のコースター コースター(左)、スマホカバー(右)(公式サイトより)

メタリックトゥのスニーカー金属コーティングのペン これは、いろいろなものが作れそう

 「Felight」は、2016年3月にクラウドファンディング「Makuake」上で資金調達に成功し販売開始となりました。目標金額を1日で達成するほどの人気でしたが、今回、東急ハンズ渋谷店によるつぶやきで、さらに注目を浴びることとなりました。

 東急ハンズ渋谷店によると、価格は全種類3500円(税別)で、1個で塗れる面積は塗る厚さにもよるがスマフォケース2個分くらい、保存性はなく使い切りとのことです。また、東急ハンズ渋谷店B1Aフロアでは、定期的にFelightのお客さま参加型実演を行っていくそうです。

高橋ホイコ

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